チーム | 試合数 | 勝数 | v勝数 | 負数 | 引分 | 勝点 | 得点 | 失点 | 点差 | |
1 | 浦和レッドダイヤモンズ | 10 | 7 | 1 | 1 | 1 | 24 | 26 | 8 | +18 |
2 | コンサドーレ札幌 | 10 | 6 | 1 | 1 | 2 | 22 | 19 | 5 | +14 |
3 | 大分トリニータ | 10 | 6 | 0 | 3 | 1 | 19 | 23 | 11 | +12 |
4 | 大宮アルディージャ | 10 | 6 | 0 | 3 | 1 | 19 | 14 | 11 | +3 |
5 | 水戸ホーリーホック | 10 | 4 | 1 | 4 | 1 | 15 | 9 | 8 | +1 |
6 | 湘南ベルマーレ | 10 | 4 | 1 | 5 | 0 | 14 | 19 | 16 | +3 |
7 | サガン鳥栖 | 10 | 3 | 1 | 4 | 2 | 13 | 8 | 17 | -9 |
8 | モンテデオ山形 | 10 | 3 | 0 | 7 | 0 | 9 | 13 | 19 | -6 |
9 | ベガルタ仙台 | 10 | 2 | 0 | 7 | 1 | 7 | 11 | 19 | -8 |
10 | アルビレックス新潟 | 10 | 2 | 2 | 7 | 0 | 7 | 11 | 23 | -12 |
11 | ヴァンフォーレ甲府 | 10 | 1 | 0 | 8 | 1 | 4 | 9 | 25 | -16 |
有珠山の噴火のため一試合少ないにも関わらず1,2位に君臨する浦和と札幌の赤い2チームがすこし抜け出した感じ。 (7/16、残りの1試合分の成績(1-1の引き分け)を追加したが大勢はかわらず。) 浦和レッドダイヤモンズ 「腐っても鯛」と言っては失礼かもしれないがほかにいい言葉がみつからない。 やっているサッカーははっきりいって、ほめられたものではないし、試合毎にみれば苦戦をしているが、それでもしっかりと結果を残している。しかも、怪我人だけで1チーム、それもそのままレギュラーにしてもおかしくないチームになるという状態にもかかわらず。今後さらに強く他チームが当たってくるだろうから 、それをうまくしのぎながら、自分たちのサッカーを作り出すことができるかどうかが今後の鍵となると思われる。 コンサドーレ札幌 今年は、他チームの目が浦和や湘南に向いたこと、エメルソンという切り札を手に入れたことから、今年は出足から快調。ややエメルソンだけが点をとっているのが気になるが、逆にエメルソンがいるかぎり得点力は相当な物。今後エメルソンへのマークがきつくなったり、怪我などで出られなくなったときにどう戦うかが気になるところ。それを克服できれば、昇格の可能性はかなり高いと思われる。 次に続くのが大分と大宮。 大分トリニータ 水戸に負けたのが痛く3位に止まっている。しかし、知将石崎監督の下、徐々に調子を出してきており、得点は浦和に次いで2位。今後、守備の整備ができてくれば、上位2チームを脅かす存在になると思われる。 ここまでの3チームは下馬評通りの力を発揮しており、今後も昇格レースの主役となっていくと思われる。 中位にいる次の3チームはある意味戦前の予想を裏切ったチームといえる。 水戸ホーリーホック 良い方で予想を裏切ったのがこのチーム。しっかりとした守備で首位を争う2チームに次ぐ失点の少なさを誇る。ただ、ここから上へはちょっと難しいだろうが、まずこの位置をキープしてJ2に旋風を巻き起こして欲しい。 湘南ベルマーレ 開幕前には昇格候補だったにもかかわらず悪い意味で予想を裏切ったチーム。得点はそこそことっているものの守備が不安定でここまで負け越し。まずは守備を立て直して、第2クール以降巻き返してほしい。 サガン鳥栖 こちらもどちらかというと予想よりも良かったチームか。補強が行えず去年からほとんど変わらないメンバーで戦っているが、逆にこれが戦術理解の高さに現れている。今後昇格争いに加わることは難しいかもしれないが、J2をおもしろくする存在ではあるだろう。 他の4チームはシーズン前の準備不足もあり不本意なスタートを切ってしまった。 モンテデオ山形 開幕前はダークホースと呼び声もあったが、まさかの連敗スタート。しかし、札幌、浦和を破った唯一のチームとなるなど、ホーム&大物が相手の時の勝負強さは健在。今後も上位チームにとって侮れない相手になると思われる。ただ、上位進出は苦しいか。 ベガルタ仙台 効果的と思える補強から個人的に注目していたんだけれど、蓋を開ければ、いつものスロースターターぶりをいかんなく発揮。あんな立派なスタジアムと浦和、札幌に次ぐ観客がいるんだからもうちょっとしっかりしてほしい。 アルビレックス新潟 一番期待を裏切ったのがこのチーム。開幕前は昇格争いも可能との前評判が高かったが、カウンターサッカーからの脱却を目指したのが裏目に出て守備が崩壊し下位に低迷。今後どのようにチームを立て直していくかで成績は大きくかわってくるだろう。永井監督の手腕が問われる。 ヴァンフォーレ甲府 J2に上がる前のJFLでは好成績を上げたチームも、主力選手の流出にともない下位に低迷。その流れはいまのところ変えられず苦しい展開。特効薬は見つかりそうもないため、今後も苦戦は免れない。一試合一試合を大切に戦って勝ち点を積み上げていくしかないだろう。 最後に我がチームを。 大宮アルディージャ 他チームファンからみれば健闘、大宮サポからみれば実力通りといったところか。少なくともそれ以上ではない。負けたのが上位3チームとある意味順当すぎる状態、よく言えば取りこぼしをしない、なんだけど。 良いほうでみれば、チーム戦術が各選手に浸透し、組織で守備が崩されることがほとんど無くなったことが上げられる。しかし、個人勝負になると弱点が露呈してしまう。今後さらに上位に上がっていくためには、上位チームを破っていかなくてはいけず、弱点を修正していく必要がある。 敗戦に共通するのが、パスの弱さ。特に大宮の攻撃はパスが命なのにもかかわらず弱いパスをカットされて逆襲を食らうというおきまりのパターンが負けた試合に多い。なかなか練習場が定まらないというハンデもあるが、ぜひ修正してほしい。そして2クール以降リベンジしてほしい。 |